オスグッド・シュラッター病について詳しく解説します。 その3
2022年04月28日
では、柔軟性のチェックのやり方
①大腿四頭筋(前モモの筋肉)
うつ伏せに寝かせて、足首の辺りを持ち
かかとをお尻に近づけるように膝を曲げていきます。
この時にお尻とかかとがくっつけばOK。つかずに離れている時はどのくらい離れているか
をチェックします。
*注意*
①痛みが出たら無理はさせない!!
②お尻が浮いたり、股関節で逃げていないかチェックしてください
上記の状態になったら曲げている膝を緩め逃げないところでチェックしてください。
理想はお尻とかかとがくっつく事です。
②下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)
立っている状態で、
両方の足と膝をくっつけた状態でかかとが浮かないようにしゃがみ込みます。
かかとがついたまましゃがみ込みが出来たら、
そのまま手を前に(重心を前に)、手を後ろで組む(重心を前に)
この時に、かかとが浮いてしまったり、バランスを崩して後ろにひっくり返ってしまった
場合は、下腿三頭筋の柔軟性がない状態と判断します。
これは下腿三頭筋の柔軟性低下によって足首が反らない状態になっています。
*注意*
①しゃがみ込みの時に痛みが出たら無理はさせない!!
②足首の反らす可動域は下腿三頭筋だけが原因ではありませんが、
目安の一つとなります。
③ハムストリング(モモ裏の筋肉)
立っている状態で、体前屈を行います。(立位体前屈)
この際に手が床につくかどうか
これが指標となります。理想は手の平がつくことです。←わたしはつきません!
そもそも床を触れない方は要注意でストレッチをしっかり行いましょう。
*注意*
ハムストリングの柔軟性だけでなく、骨盤の動き(前傾)・下腿三頭筋の柔軟性も
必要となります。
上記の筋肉の柔軟性・骨盤の動き(前傾)が、オスグッドになりやすい要因となります。
ストレッチのやり方、どこを重点的にストレッチしたらいいの?
どこの筋力を強化したらいい?
などお気軽にご相談ください。
07時30分