オスグッド・シュラッター病について詳しく解説します。 その1
2022年04月22日
「成長痛」??いえ!!「成長障害」です!
成長期の子供によく聞く「オスグッド」
まず「オスグッド」ってよく聞くけど、なに?
なんでなるの?
これについて書いていきます。
①場所
まず「膝」を触ります。その触った骨が「膝蓋骨(お皿)」です。
その膝蓋骨をすね(下)の方に降りていくとすぐに「膝蓋靭帯(しつがいじんたい)」
と呼ばれる靭帯が存在し、その下(膝蓋靭帯の付着部)が「脛骨粗面(けいこつそめん)」
と呼ばれ、その「脛骨粗面」に炎症を起こした状態です。
*子供の「膝」の痛みは、オスグッドだけでなく
膝蓋靭帯での炎症・膝蓋下脂肪体の炎症・膝蓋骨に起こる有痛性分裂膝蓋骨
など「オスグッド」と近い部分で痛みを生じるものもあります。
②なぜ起こるか
「脛骨粗面」に付着している、「膝蓋靭帯」に引っ張られるストレスが
主な原因となります。
(ジャンプ・ダッシュ・ストップ など)
前モモの筋肉で大腿四頭筋と呼ばれる筋肉があり、
その筋肉を収縮させた際に、「膝蓋靭帯」が引っ張られることにより、引き起こされます。
上記に挙げた、ジャンプやダッシュ・急なストップ動作で筋肉の収縮が起こり
患部に急激な引っ張られる力が加わります。
こういった動作を行うことの多い
サッカー・バレーボール・バスケットボール・陸上・バドミントン
などのスポーツをしている方に多いと言われています。
なぜ、成長期の子供に起こるの?
予防するにはどうしたらいいの?
このことについては次回書かせていただきます。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
07時40分