高宮接骨院は東京都板橋区の接骨院で、往診・送迎も行っています。

高宮ブログ

バレー選手の内側靭帯断裂・前十字靭帯損傷が、10週間目で競技復帰!

2016年11月25日

こんにちは!本院の牧瀬です。

  

本日は、スポーツの急性期に対する怪我の治療についての報告です。

 

右膝関節 内側靭帯断裂・前十字靭帯損傷 (MCL断裂・ACL損傷)

女性 10代 種目:バレーボール

 

当初、足首の捻挫で通院されていたのですが、練習の際に膝を内側に捻り受傷。

痛みと腫れがなかなか改善しないため、1週間後にMRIにて画像検査し、

内側靭帯断裂 前十字靭帯損傷の診断をされました。

 

治療は、初期は膝の痛みの緩和と、組織の回復を早めるためにも、固定を大事にし、

膝の両側に厚紙を入れ固定。

 

1か月間かけ固定を徐々に軽くしていき、膝の曲がり具合を再評価しました。

この時点で、膝と踵の間にはこぶし4個分の制限が存在しました。

靭帯の不安定感は、ほぼみられなかった為ここからは、可動域訓練の開始

 

リハビリのメインは『パテラセッティング』を選択しました。(自宅でも、手軽にできるため)

自分のこぶしで、可動域を確認しつつ、自宅でもリハビリメニューを実施してもらいました。

2週間後には、膝の可動域は、こぶし1個分に。

このころから、競技復帰の日にちを明確に決め、復帰に向けさらなるリハビリを。

電気治療器のEMSを上手く利用しつつ、四頭筋の筋力強化も行いました。

 

そして、見事復帰予定の日にちには、コートに立つことができました。

受傷してから約10週間目にしてコートに戻ることができ、

目標の大会にも間に合わせることができました。

 

その後は、前十字靭帯の不安定感や怖さが出現してきたため、症状に合わせたテーピングを指導。

 

徐々に来院頻度を減らしながら、完全復活となりました。

 

 

当院では、怪我の症状や状態を随時評価し、状態に合わせてその都度、

治療内容

(固定・電療・手技療法・リハビリメニュー・テーピング指導)

を考え、早期回復、早期復帰に向けてサポートしていきます。

 

※写真は参考画像です。実際の患者様本人ではありません。


11時56分

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