高宮接骨院は東京都板橋区の接骨院で、往診・送迎も行っています。

高宮ブログ

本院 吉永です

2013年12月18日

こんばんは!

加齢による筋肉の変化について少しお話したいと思います。
年を重ねると筋肉が細くなっていきますが、なぜ細くなってしまうのか!その一つに筋肉内のタンパク質のバランスが原因になってきます。人間の体を構成する細胞は約60兆個あって、それぞれに約80億個のタンパク質を持っています。このタンパク質が体の中で合成、分解を繰り返しています。食品として摂取したタンパク質をアミノ酸という構成物質にまで分解し、再びアミノ酸をつなぎ合わせてタンパク質を作り出していきます。1日に食事として摂取するタンパク質の量は70~80g、しかし1日に作るタンパク質の量は70キロの人で約200gだといわれています。この差は体内にあるタンパク質を分解して生じたアミノ酸をリサイクルして利用しています。毎日摂取するタンパク質の量と尿中から出るタンパク質の量は同じでバランスが保持されている。他でさらに必要なタンパク質はアミノ酸プールというところから提供されるアミノ酸から合成され、同じ量のタンパク質がアミノ酸に分解されてアミノ酸プールに保管されています。
若者ではあまり運動していなくても十分なカロリーを消費していれば筋肉量は変化がありません。筋肉量は筋肉のタンパク質が合成され増え、分解して減るという増減しながら保持されています。つまり、プラマイゼロです。しかし、加齢とともに筋タンパク質の合成、分解のバランスが乱れ、分解量が合成量を上回り、筋タンパク質が減少、筋肉量が減っていくのです。

少し難しい話にもなりましたが、食事などのタンパク質の摂取と筋力トレーニングが重要になってきます。運動していくと筋肉中のインターロイキン6という物質が増え、全身を活性化してくれます。それにタンパク質の合成も増えていきます。筋力トレーニングを中心に体外からのタンパク質の摂取、このバランスを上手くしていきましょう!!

日曜・祭日 診療中(本院・ふれあい館)
往診・送迎致します。
交通事故、随時受付け致します。
プロテック(浮腰式腰痛治療器)、
ライズトロンによる治療が受けられます。



21時30分

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